今年からライブの本数を少し減らして、制作時間に充てようと思ってたりしてたけど、
1月も2月も3月も、けっこうライブが決まってて(まだ告知開始していないのもあるけど)、
それぞれとても魅力的なお誘いだから受けているわけで、
だからどれもオススメでどれも来てほしいのに、
全部「オススメ!」とか言ってたら、
狼少年みたいに信じてもらえなくなりそうで、なんか悲しくなる。
ライブもめっちゃやりながら、新曲も続々作ってる大督さんはすごいなあ。
というところまで書いて、告知解禁したのを思い出しました!
大督さんと3月にVoiceでツーマンします!
★3/10(木)三宮 LIVE&BAR Voice★
Open 19:30 / Start 20:00
Charge ¥2,500(ドリンク別)
ひとつひとつのライブとセットリスト、
イベント内容と共演者、
その夜だけの雰囲気と音楽。
あたしが期待して楽しんでいるものと、
聴きにきてくださった方が期待して観たいものが、
同じようなものであればこの上ない幸せなのですが、
時として「同じではない」こともあるんだろうなあとか、考えたりします。
もし違った場合、そのひとの目に映るのは、
楽しいではなく、Cheri*に対する失望になるんだなあ、と。
ライブであれ、作品であれ、
良いと思ってもらえる裏には、必ず失望も存在すると思っている。
そのひとの期待通りに、うまくやれない自分の力不足だ。
あたしにとって「そのひと」が「いろんなひと」になるほど、
そのひとたち全員に良いと思ってもらうには力不足すぎる。
作り手は、だからこそ「自分の作りたいもの」を軸にしなくてはいけないと思う。
それは知っている。
ただし、自分の作りたいものが、ひとに求められるからこそ意味を成すことがある。
この社会では、多々、そういう価値基準ばかりになることがある。
期待に応える価値を提示するか、
むしろ逆に期待を裏切ってでも別の価値があるものを提示するか、
とにかくそこまでやってこその、作り手だと思うから、
中途半端なものを作るくらいなら、作らない選択をすることもある。
そんなわけで、
ひとに聴いてもらえるかどうかは別にして、最近は新曲を書いたりしてます。
それは「まず自分の作りたいもの」が湧いてきた証拠。
でもそれは絶対条件であり、大前提でしかない、
ただのスタートラインだった。
誰かに聴いてもらえる日が来るように、
誰かに聴かせたいとまで思える日が来るように、
唄を育てていこう。

毛布にもこもこ「くるまれる」のが好きな犬は、
本当にあたしと似ている。
posted by Cheri* at 02:59
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