作ってくれた女の子はそう言いました。
なんでも、
しっとりサクサクって言っておけば、
どちらも当てはまってたいてい大丈夫だからだそうです。
生まれてこの方、クッキーなんて焼いたことがないあたしは、
誰かのためにお菓子を作りたいなんて思ったことがない。
ご飯を作るのと、
お菓子を作るのってなんか全然違う。
ご飯は自分も食べるし、食べないと人間死んじゃうし、
だけど、
お菓子は誰かのために作るもの、のような気がしてる。
自分のためにクッキー焼きましょ♪なんて、無いような気がする。
だからあたしはお菓子を作れるひとを尊敬する。
お菓子作りは、
料理が好きだったり、
料理が上手なひとが、
やるものだと思っている。
偏見だけど(笑)
誰かを想って何かを形にすることは素敵なことだと思うから、
お菓子は無理でも、
私は唄を作りましょう。
誰かを想いながら。
私が形にするものなんて、
無くても生きていけるような小さいものだけど、
それでも「あったら、ささやかに幸せ」って思ってもらえたらいいなあ。