1999年4月12日、初めて買った青いモーリスのアコギで、
三宮の駅前で、Cheriという名前で初めて路上をしました。
立ち止まってくださる人がいて、初めて拍手をもらったとき、
あたしは唄うたいになりました。
そんなCheriは「15歳」になりました。
まだまだ未熟で発展途上の生意気な小娘です。
これからも生暖かく見守ってくださると嬉しいです。
今まで、周年をそんなに感慨深く迎えることなどなかった。
でも今年はライブこそしてないけれど、
思いを馳せるには十分の時間をいただきました。
活動休止期間も含まれていますが、15年間Cheriでいられたのは本当に幸せなことです。
途中、
魂が抜けて廃人のようになったり、
苦しかったり、恨んだり、
血を滲ませたり、息ができなくなったり、
片目が見えなくなったり、事故で指を怪我したり、
とまあ、体調不良ばっかりなことが多かったですがww
あたしはきっと雑草のような生命力で生きながらえてきました。
ずっと「Cheri」になりたかった。
でも結局、始めから最後までCheriでした。
そして「Cheri*」になりました。
そしてこれからもずっとCheri*でいたいです。
Twitterでも書いたけど、
15年間、独りで頑張ったわけじゃないです。
聴いてくださる方がいたから頑張れたのだし、
あの日、あの時、あの場所で、
出会ってくださったり、立ち止まってくれたのも、
今、そして今も、聴いてくれていることが、
ぜんぶ、一人一人の、「あなた」のおかげです。
あたしいつも思うんだけど、
あたしの唄で心を震わせてくれるとしたら、
それはあたしの唄がすごいのではないです。
あたしにとっては聴いてくださるあなたの心がすごいんです。
音楽で、唄で、しかもあたしの唄で、
心を揺らすことができる純粋で心豊かで優しいひとなのです。
だから、出会ってくださってありがとう。
応援してくださいって言うのは苦手です。
名前だけでも覚えて帰ってくださいって言うのも苦手です。
少しでも共感してもらえるなら、そばにいてください。
あたしにも唄うことで、そばにいさせてください。
15年前に願ったことは、今も変わらず心の真ん中にある。
あたしね、思うんだけど、
再始動のときに、
活動休止を振り払うために名前を変えたのではなく、
この15年目からをどう生きていくか、のために、
名前が変わったんじゃないかって。
良い15周年を迎えるための布石だったのかもしれないって。
あたしは相も変わらず、
15年経っても、ここにいます。
15年経ったから、ここに居られます。
堂々巡って、ここにたどり着いたのか、
15年前からずっと動けずにいるのか、
それはわからないけど、
でもあのときよりはもっとちゃんと目的を、夢を、
もう一度見据えているから、
いつか叶ったらいいな、と思います。
それはぶっちゃけ叶うかどうかわからない夢であり、
叶ったとしても、叶ったことに気付けない夢なのかもしれないけど。
それでも、
愛してる。
一緒に歳を取っていこう。
20周年のときはちゃんと、
愛を込めて、ライブしよう。
chako*ちゃんが描いてくれた15周年イラスト!!!!!!!
posted by Cheri* at 00:00
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