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2014年03月31日

あたしを救う音楽

あたしはいつも、Cheri*の唄で誰かを救えたらいいな、
誰かがどうしようもなくなる前に、Cheri*の唄が間に合えばいいな、って、
願いながら音楽をやっているのだけど、
そんなあたしのことは誰が救ってくれるのだろうか、と考えることがある。

もちろん結論はもうこの手の中にあって、

あたしはとても大切な人に守られ、支えられ、
助けてもらいながら生きていて、
陰ながらでも、あたしには強力で絶対的な味方がいて、
いつもいつも安心と自信をくれる人がいる。
だけどその人はあたしに手を差し伸べたりしない。
頑張るのはあたし自身だと、ちゃんとわからせてくれる。
だけど「Cheri*は頑張れる」って、最後の最後まで信じてくれる人がいる。

そんな大切な人たちに出会う、もっともっと、もっと前。

あたしがまだ、自分で唄うことすらしていなかった頃、
思春期で多感な年頃を一緒に過ごしてくれた音楽は、
ご多分に漏れず、あたしの中にもたくさんあって、
知らず知らずのうちに、多大な影響を受けているはずのものがある。

まだ唄えなかった頃、自分を持て余して、
自我を発露させる先が見つからなかったその頃に、
誰よりもあたし自身が、
聴くことで音楽に救われて生きてきた人間なのだ。

あたし自身が音楽で生かされているからこそ、
あたしも音楽で誰かを救えたらいいなと思えたのだ。

そんな私の思春期を支えてくれた音楽のひとつが、結末を迎える。

その当時、同じ流行に乗ったバンドが軒並み解散していく中で、
その音楽だけはどこかでずっと続いていくものだと思っていたよ。
だって他とは違う道を進んでいったから。
流行ではなく、普遍的なものがあった。
その普遍的な唄に惹かれた。

解散と知って、びっくりするくらい動揺する自分がいた。

ああ、あたしはものすごく影響を受けていたんだ、と思ったし、
もっともっと追い続けていたらよかったと後悔する自分がいた。

茫然と、しばらく何も手につかなくなるくらい、
彼らに支えられて、今の自分が組成されていたのだった。

あたしの中でずっと、生き続ける音楽を、ありがとう。

あたしを救ってくれて、ありがとう。

あのとき、皆さんの音楽が、あなたの歌声が、
あたしには、とてもとても必要でした。

いただいた分の何百分も、何万分の一も、あたしには真似できないけど、
彼らの音楽は、間違いなく、
この日本のJ-POPシーンに一石を投じてくれたと、
あたしは信じているから、
同じように、
あたしは自分の信じたことを、信じたやり方で貫けるように、
がんばります。

彼らの音楽が響かないひともいるでしょう。

だからこそ、出会えたひと(響いたひと)は幸せでしょう。

あたしは出会えて良かった。

本当に良かった。

25年の間にこんな成長と変遷を遂げたバンドを、他には知らない。

ものすごいポテンシャルを持ったバンドだったんだ。

尊い。

尊い。

尊い。


posted by Cheri* at 00:00 | + 雑記と備忘録 + | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

そろそろ世代交代かなー?

物販のとき、いつも肩から下げているパンダ。
だいぶボロボロになってしまいました。。。
このパンダをプレゼントして頂いた方から、
先日マーキーのライブで、
同じシリーズの少し大きめのパンダバッグを頂いたので、
そろそろ世代交代かなあー?と思っていますが、
今のパンダはちょうど良い大きさでとても使いやすくて、
うむむ、、、捨てがたい、、、

この子は特にあたしと苦楽を共にしてくれているパンダなのです。

いつもありがとう。

そろそろお疲れ様だね。



posted by Cheri* at 22:35 | + パンダ目撃 + | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

バカなあたしはバカだから

いつかは飽きられて忘れられていくものだと知っていても、
それでも誰かを信じたくなる。
隣りで頷いてくれるひとがいたら、
それだけで頑張れるなんて単純だけど、
少なくとも、私の唄が、私の生き方が、
響いてくれているひとがいるのかもしれないって、
そう思えた幸せな帰り道。
唄わなければ出会えなかったひとたち。
どんなに下手くそで不格好で不器用でも、
あたしは最底辺で頑張るから、
人を圧倒的に引っ張っていくことなどできないけど、
いつも底辺から支えられるといいなって思う。



posted by Cheri* at 16:41 | + 雑記と備忘録 + | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月28日

そわそわしまくった酔夏男

なんだか一週間前とは打って変わって、
全然知らない場所になったような酔夏男。
一週間で人の心境はこうも変わるのだ。
というのも、新曲を唄うために、
この一週間、その唄の世界に没頭していたので、
心境の変化はそのためだったように思う。

世界と自分が乖離しているような。

というわけで、新曲がうまくいって良かったです!(笑)
「スタンドアローン」という曲でした。
唄えて良かったな。
ライブで唄ったときの感触が良かったので、
これからもちょくちょく唄っていきます!

セットリストは、
01.ためいき
02.スタンドアローン
03.朱い花の糸
04.夏の陽炎
05.ラストワーズ
でした。

新曲で全ての集中力を使い果たしたので、
朱い花の糸では思わぬハプニングがありましたが、
それはあの場にいたひとだけのナイショ!にゃははー!

この数日ほど、ずっと淋しかったけど、
それもこれもぜーんぶ唄えて良かった。

あたしが「いただいているもの」「いただいてきたもの」を、
あたしは音楽にして唄に残して、また別の誰かに渡したいと思う。
聴いてくださる方に託したいと思う。
そしてまたあたしは、聴いてくださるひとから、託してもらっている。
支えてくれる大切なひとから、さらにまた、いただいている。
だから、唄に変えて、届ける。
その循環をちゃんと果たしたくて、戻ってきたから、
幸せなことも、淋しいことも、ぜんぶ、唄に還元していこうと思う。

私の唄を聴くことで、
前向きに、元気に、笑顔に、なってもらいたいけれど、
それだけが全てではないことも伝えたい。
ときどき後ろを向いてしまうことも、
そこで抱いてしまう感情も、ぜんぶ許してあげたい。
そうしないと、あたしは自分を許してあげられない。
自分は自分の感情を背負いきれなくて、持て余してしまう。

自分のためにしか唄えなくて、ほんとうにごめん。

もっともっと人のために唄えるようになりたい。



今日はラブハンドルズの兄さんたちが、酔夏男でワンマンだそうで、
先約があって行けないけれど、
あたしが最後に唄った空気が、情念が、
まだあの空間に残っていればいいな。
それを吸い込んで、ワカさんも溝さんも最高のライブができるといいな。

逆に、昨日はPaRaちゃん(黒石明里ちゃん)が酔夏男出演だったようで、
PaRaちゃんのフライヤーがCheri*の隣りにありました♪
わたしたち来週、北野SLOPEで共演だよー♪♪♪

これまたとても良い顔ぶれなライブ!
おすすめです!ぜひぜひ来てください!
Cheri*の出演は21:20過ぎ〜です!
ご予約お待ちしてる♪

★2014/04/02(Wed)神戸北野 Kobe SLOPE★
「女子的音感覚」
Cheri* / 明香音 / 由利華 / PaRa / 金谷好益/シミズリエ
OPEN 18:00 / START 18:30
Adv. 2,000円 / Door 2,500円
http://www.kobeslope.jp


posted by Cheri* at 00:00 | + ライブ後記 + | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月27日

スタンドアローンコンプレックス

雑踏の中にいると、どうも萎縮してしまう。
いろんなことに対する劣等感が頭の中でぐるぐるするからかな。

みんな個であり、孤でもあり、
それなのに社会として集合していて、
その大きな塊は、何らかの意志を持っているかのように、
渦を巻いて、どこかに向かい、常に動いている。

みんな幸せで楽しそうに笑っているように見える。
集合体の中で自分だけが取り残されたような感覚。
でもまた別の誰かから見れば、
あたしは幸せそうに笑っている集合体の中の一部なのだ。

雑踏の中で個と孤を感じているとき、
人と繋がっていることが実は自分の虚言だったんじゃないかと思えてくる。
誰かの優しさに触れたこと、
誰かの温もりを感じたこと、
そうやって幸せを感じたこと、
それは全て自分の幻想だったんじゃないかって。

愛してると言って欲しいのは、
別に自分のモノだと思いたいからではない。
「ひとは一人では生きていけない」のは、
心の豊かさとしての幸せゆえであって、
依存したいわけじゃない。

それでも離れていく心を繋ぎとめておくことができなくて悲しい。

結局ひとは自分のモノにはならなくて、あたしが支配するものではなくて、
あたしの思考や力の及ばないものがある、と痛感するたびに、
いつでも無力感を味わうのだ。

でもそれは正しい。
それでいいのだ。
あたしの力なんか及ばないものであって欲しい。

無力だから、誰かと寄り添っていたい。
愛してるとか、愛されてるとか、
少しでも慰みがあれば、いくらでも頑張り続けられる。
そんな虚言を吐いてでも強がらなければ、心がくじけてしまう。

いつか報われる日が来るだろうか。

人生も、愛も、音楽も、
どうにもできないことがあるからこそ、
ずっとずっと渇望していられるし、
ずっとずっと努力し続けられるし、
ずっとずっと焦がれ続けているのだ。


何かを待っている。
でもその何かはどこにも無い。

それでも待っている。

なぜなら、何も無いその向こうに、何かが「あって欲しい」からだ。



★2014/03/28 心斎橋 LIVE bar 酔夏男★
『春の香りがする頃に』
Cheri* / 中島健太郎 / 中川てつひと / 森貞博貴 / 本田冴茄
Open 18:30 / Start 19:00
Adv. ¥2,000 / Door ¥2,500(1ドリンク別)
http://r.goope.jp/yokanise


posted by Cheri* at 00:00 | + 雑記と備忘録 + | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする